超初級編約30分
番外編 自分のPCでClaude Codeを動かす
ブラウザ版に慣れたら。自分のPCを“開発環境”にするステップアップ回
②〜④の講座は、ブラウザだけで完結します。でも、本格的に開発を続けるなら自分のPCにClaude Codeを入れるのが定番装備。この番外編では、プロと同じ“ローカル環境”を一度だけ整えて、AIにファイルを作ってもらうところまでやります。
今日のゴール(これだけ)
「Claude Codeを自分のPCで動かし、頼んでファイルを1つ作ってもらう」——ここだけに集中します。欲張らないのが続けるコツ。所要30分くらい、休み休みでOK。
環境構築は“最初の崖”。でも一度だけ
ここが一番つまずきやすい場所です。でも、この設定は最初の1回だけ。今日越えれば、次回からはずっと作る側に回れます。うまくいかなくても落ち込まないで——下に“つまずき対策”を用意しています。
STEP0:あなたのPCはMac? Windows?
ここから先は、お使いのPCで手順が少し違います。下のタブを自分のPCに切り替えてください。以降のSTEPも、このタブの選択に合わせて読み進めればOKです。
Macの人は、最初から入っている「ターミナル」という黒い画面を使います(前回までで概念は学びましたね)。LaunchpadやSpotlight検索(⌘+スペース)で「ターミナル」と打つと開けます。
ターミナルを開いておこう
この先のコマンドは、すべてこの黒い画面に打ち込みます。開きっぱなしにしておきましょう。
Windowsの人は、「ターミナル」または「PowerShell」を使います。スタートメニューで「ターミナル」と検索して開いてください(無い場合は「PowerShell」でOK)。
ターミナルを開いておこう
この先のコマンドは、すべてこの黒い画面に打ち込みます。開きっぱなしにしておきましょう。
STEP1:コードを見るための「VS Code」を入れる
まずは前回学んだコードエディタ・VS Codeを入れます。AIが作ったファイルを“見る”ための道具です。
- ブラウザで「VS Code ダウンロード」と検索し、公式サイト(code.visualstudio.com)を開く。
- 「Mac」用をダウンロード。
- ダウンロードしたファイルを開き、出てきたアイコンを「アプリケーション」フォルダにドラッグ。
- アプリケーションからVS Codeを起動できればOK。
- ブラウザで「VS Code ダウンロード」と検索し、公式サイト(code.visualstudio.com)を開く。
- 「Windows」用をダウンロード。
- ダウンロードした
.exeを実行し、案内に従って進める(「PATHに追加」のチェックは付けたままにすると後で楽)。 - VS Codeが起動できればOK。
今は“入れるだけ”でOK
VS Codeの使い方は今日は気にしなくて大丈夫。あとでAIが作ったファイルを開いて「中身ってこうなってるんだ」と眺めるために使います。
STEP2:土台の「Node.js」を入れる
前回学んだNode.js(JavaScriptをPCで動かす土台)を入れます。Claude Codeもこの上で動きます。
- ブラウザで「Node.js」と検索し、公式サイト(nodejs.org)を開く。
- 「LTS」と書かれた方(安定版)をダウンロード。
- ダウンロードしたファイルを開き、案内に沿って「続ける」を押していくだけ。
- ブラウザで「Node.js」と検索し、公式サイト(nodejs.org)を開く。
- 「LTS」と書かれた方(安定版)をダウンロード。
- ダウンロードした
.msiを実行し、「Next」を押して進める(チェックは初期設定のままでOK)。 - インストール後、ターミナルを一度閉じて開き直す(これが地味に大事)。
入ったか確認しましょう。ターミナルに次のコマンドを打ってEnter。これはあなたの“人生初コマンド”かもしれません(前回ターミナルの概念は学びましたね)。
node -v✅ ここが最初の“勝利ポイント”
v20.11.0 のような数字が表示されたら成功!数字は人によって違ってOK。これでPCに土台が入りました。出ない場合は、下の「つまずいたら」を見てください。
STEP3:主役「Claude Code」を入れる
いよいよ主役の登場。Node.jsのnpm(前回学んだ“部品のお取り寄せ”)を使って、Claude Codeを入れます。ターミナルに次を打ってEnter。
npm install -g @anthropic-ai/claude-code少し時間がかかります(文字がたくさん流れますが、止まるまで待てばOK)。終わったら、次を打って起動します。
claude初回はログインを求められます。画面の案内に従って、ブラウザでAnthropicのアカウントにログイン(または登録)してください。Claudeの利用プランが必要な場合があります。
Windowsで `npm` が使えない時
「npm が見つかりません」と出たら、STEP2のNode.jsインストール後にターミナルを開き直していないのが原因のことが多いです。一度閉じて開き直してから、もう一度試してください。
STEP4:はじめての“お願い”をする
準備完了!最後に、AIにファイルを1つ作ってもらいます。まず、今日の作業をするフォルダを用意しましょう。ターミナルに順番に打ってEnter(mkdir=フォルダを作る、cd=そこへ移動、は前回学びました)。
mkdir hello-ai
cd hello-ai
claudeClaude Codeが起動したら、日本語でこう頼んでみてください(コピペでOK。〇〇は自分の名前に変えて)。
hello.html というファイルを作って。中身は、大きな見出しで「こんにちは、〇〇です」と表示するシンプルなWebページにして。Claude Codeが「このファイルを作っていい?」と確認してきたら、承認(y など)します(前回学んだ“危険な操作は承認制”の実践です)。hello.htmlが生まれたら大成功!
第1回との答え合わせ
生まれたhello.htmlをVS Codeで開いてみてください。**第1回であなたが手で打った<h1>が、今度はAIの手で書かれている**はず。「これがAIと作るってことか!」を、ぜひ目で確かめてください。
STEP5:ブラウザで自分の名前を見る
最後に、できたページを表示します。hello-aiフォルダの中のhello.htmlをダブルクリックすれば、ブラウザで開けます(または、VS Codeでファイルを右クリック→表示)。画面に「こんにちは、〇〇です」が大きく出たら——
おさらい:今日使った“言葉”
node -v- Node.jsが入ったか、バージョン番号で確認するコマンド。
npm install -g …- 部品(パッケージ)をPC全体で使えるように入れる。
mkdir/cd- フォルダを作る/そのフォルダへ移動する。
claude- Claude Codeを起動する合言葉。
番外編・完成チェック
0 / 5つまずいたら(よくある3つ)
①「command not found / 見つかりません」→ インストール後にターミナルを開き直す。②「permission denied / 権限がありません」→ 会社・学校のPCだと制限のことが。個人PCで試すのが確実。③それでも詰まったら、エラー文をまるごとコピーしてClaudeに貼り、「このエラーの直し方を教えて」と聞く(前回の“黄金手順”ですね)。
お疲れさまでした!
一番の難所「環境構築」を越えました。これであなたは、ブラウザでもPCでも作業できる二刀流。講座の続き(③以降)はブラウザ版のまま進められますが、大きなプロジェクトや細かい作業では、今日のローカル環境が強い味方になります。