超初級編約25分
ハンズオン② ブラウザだけで始めるClaude Code
インストール0個。開発環境は“ブラウザの中”に作る
前回は、自分の手でHTMLを打ちました。今日は同じものを“AIに頼んで”作ってもらいます。しかも、PCに何もインストールしません。使うのはブラウザだけ。これが、このサイトでずっと学んできた「AIと一緒に作る」の本番です。
今日のゴール(これだけ)
「GitHubに自分の保管庫を作り、Web版Claude Codeにファイルを1つ作ってもらう」——ここに集中します。所要25分くらい。会社のPCやChromebookでも大丈夫。
なぜブラウザ版から?
PCへのインストール(環境構築)は、初心者がいちばんつまずく崖だから。ブラウザ版ならその崖がありません。本格的にPCで動かしたくなったら、番外編「自分のPCでClaude Codeを動かす」へどうぞ。
STEP1:GitHubのアカウントを作る
GitHubは「Git/GitHub」の回で学んだ、セーブデータ(リポジトリ)をネットに置く保管庫です。Web版Claude Codeは、この保管庫の中身に対して作業します。あとで④「公開」でも必須になるので、ここで作っておくと一石二鳥。
- ブラウザで github.com を開き、「Sign up」へ。
- メールアドレス・パスワード・ユーザー名を決めて登録(無料でOK)。
- 届いた確認メールを開いて、登録を完了する。
ユーザー名は“あとで見られる”前提で
GitHubのユーザー名はURLなどに表示されます。本名を出したくない人はニックネームに。あとから変えるのは面倒なので、少しだけ考えて決めましょう。
STEP2:はじめての“保管庫(リポジトリ)”を作る
- GitHubにログインし、右上の「+」→「New repository」。
- Repository name に hello-ai と入力。
- 公開範囲は迷ったら Private(非公開) でOK。
- 「Add a README file」にチェックを入れて、「Create repository」。
これで、あなた専用の保管庫ができました。ここにAIがファイルを置いていきます。
STEP3:Web版Claude Codeにログインして、つなぐ
- ブラウザで claude.ai/code を開く。
- Claudeのアカウントでログイン(有料プランが必要な場合があります→「API・トークン・料金」の回)。
- 画面の案内に従ってGitHubとの連携を許可する(「どのリポジトリに触っていい?」の確認が出ます)。
- 作業する場所として hello-ai を選ぶ。
つなぐ=“触れる範囲”を渡すこと
MCPの回で学んだとおり、連携とは「触れる範囲を渡す」こと。許可するリポジトリは必要な分だけ(今日は hello-ai だけ)にしておくのが安全のお作法です。
STEP4:はじめての“お願い”
接続できたら、日本語でこう頼んでみましょう(コピペOK。〇〇は自分の名前に変えて)。
hello.html というファイルを作って。中身は、大きな見出しで「こんにちは、〇〇です」と表示するシンプルなWebページにして。できたらコミットして保存して。Claudeが計画→作成→保存(コミット)まで自分で進めます。画面に流れていく作業ログが、まさに「AIエージェントが働いている」様子です。眺めていてください。
STEP5:GitHubで“答え合わせ”
- GitHubの hello-ai を開き、ファイル一覧に
hello.htmlが増えているか見る。 - 見当たらなければ、ファイル一覧の上にあるブランチ切り替えを押して、別のブランチを見る(Gitの回で学んだ“別の作業レーン”の実物です!)。
hello.htmlを開いて、中身を見てみる。
第1回との答え合わせ
中身に <h1> が見えるはず。第1回であなたが手で打ったタグを、今日はAIが書きました。あなたは“指示する側”に回った、ということです。
おまけ:今すぐ画面で見たい人へ
GitHubは“保管庫”なので、このままではWebページとして表示されません(それは④「公開」のお楽しみ)。でも今すぐ見たいなら——hello.html の中身を全部コピーして、下に貼ってみてください。第1回のプレイグラウンド、再登場です。
✍️ 貼って確認してみよう
GitHubで開いた hello.html の中身をコピーして、左に貼り付けると表示を確認できます。
プレビュー(打つとすぐ反映)
おさらい:今日使った“言葉”
- リポジトリ
- プロジェクトの保管箱。今日 hello-ai を作った。
- コミット
- セーブすること。AIが hello.html を作って保存した。
- ブランチ
- 本線を汚さない“別の作業レーン”。AIの変更はここに入ることがある。
- 連携(許可)
- 「触れていい範囲」を渡すこと。必要最小限が鉄則。
第2回・完成チェック
0 / 5つまずいたら(よくある3つ)
①リポジトリが一覧に出ない→GitHub連携の設定で hello-ai へのアクセスを許可し直す。②作ったはずのファイルが見当たらない→ブランチを切り替えて確認。③「プランが必要」と出る→Claudeの有料プランへの加入が必要です。
お疲れさまでした!
今日であなたの開発環境はブラウザの中に完成しました。次回③は、この環境のまま、いよいよ“自分の自己紹介サイト”をAIと一緒に作って育てます。PCに道具を入れて本格装備にしたい人は、番外編へどうぞ。