超初級編約30分
ハンズオン③ 自己紹介サイトをAIと一緒に作る
「計画→実行→直す」。AIとの“正しい仕事の回し方”を体で覚える
今日から、自分の自己紹介サイトを育てはじめます。使うのは前回つくったブラウザの環境(claude.ai/code+hello-ai)そのまま。そして今日の本当のテーマは、サイトそのものよりAIとの仕事の回し方——「計画→実行→直す」のループです。
今日のゴール
自己紹介ページ(index.html)を作り、「直して」の依頼を2回以上して育てること。完璧なデザインは目指しません。ループを回せるようになるのが勝利条件です。
STEP0:前回の続きを開く
- ブラウザで claude.ai/code を開いてログイン。
- 前回つないだ hello-ai のリポジトリで作業を始める。
STEP1:いきなり作らせない。“計画”から
無料講座の「Claude Code」の回でやったプランモードの考え方を実践します。大きめの作業は、先に計画だけ出させて、OKしてから実行——これが事故らないAIとの仕事の基本形です。こう頼んでみましょう。
自己紹介ページを作りたい。ファイル名は index.html で、CSSもファイルの中に <style> で書いて1ファイルで完結させて。構成は「名前の見出し/かんたんな自己紹介文/好きなものリスト3つ」。まだ作らないで、どんなページにするか計画だけ先に見せて。AIが「こういう構成で作ります」と計画を返してきます。読んで、注文があればここで言う(例:「リストは5つにして」)。納得したら実行をお願いします。
OK、その計画で作って。できたらコミットして保存して。index.html という名前にした理由
index.html は「そのフォルダの“顔”=トップページ」を意味する特別な名前。次回④で公開したとき、URLを開くだけでこのページが表示されます。
STEP2:できたものを“読んで”みる
GitHubの hello-ai で index.html を開いて、中身を眺めてみましょう。**第1回で自分の手で打った <h1> や <ul> が見つかるはず**。全部わからなくてOK。「読める部分がある」が大事な成長です。
STEP3:「直して」のループを回す(ここが本番)
一発で理想のページにはなりません。それで正常です。出てきたものに「ここをこうして」と注文を重ねます。たとえば——
- 「背景をクリーム色、見出しを紺色にして」
- 「好きなものリストの各行の先頭に、合う絵文字を付けて」
- 「スマホで見ても読みやすいように、文字サイズと余白を調整して」
最低2回、できれば3〜4回、自分の言葉で注文してみてください。終わるたびに「コミットして保存して」も忘れずに。
✍️ 途中経過をプレビューしてみよう
GitHubで開いた index.html の中身をまるごとコピーして左に貼ると、いまの見た目を確認できます(直しの前後で見比べると楽しい)。
プレビュー(打つとすぐ反映)
STEP4:うまくいかないときは“戻す”(安心の保険)
AIに頼むと、ときどき思った方向と違うものになったり、動かなくなることがあります。でも大丈夫——いつでも前の状態に戻せます。これを知っているだけで、こわがらずに何でも試せるようになります。
- まだ保存(コミット)していない変更を捨てる
- 「いまの変更は全部破棄して、さっきの状態に戻して」とAIに頼む。
- 保存したけど、やっぱり前が良かった
- 「mainを1つ前のコミットに戻して」または「さっきの変更を取り消して(revert)」。
Gitは“セーブポイントだらけのゲーム”
Gitは作業の履歴を全部覚えているので、いつでも巻き戻せます。失敗は消せる——だから、どんどん試していい。大きく戻す前に「何が戻るか先に教えて」と一度聞くと、戻しすぎを防げます。
STEP5:変更を“本線(main)”に合流させる
Web版Claude Codeは、安全のためにブランチ(別の作業レーン)で作業することがあります。次回④の公開は本線(main)の中身が使われるので、今日の成果をmainに合流させておきましょう。
- GitHubで hello-ai を開き、Codeタブ(main)で
index.htmlの中身が最新になっているか確認。 - 最新なら、このSTEPは完了!
- もし「Compare & pull request」と出ていたり、別ブランチにしか変更が無ければ——プルリクエストを開いて Merge ボタンで本線に取り込む(Gitの回で学んだ“PR”の実物です)。
- 迷ったらAIに「ここまでの変更をmainブランチに反映して」と頼んでもOK。
おさらい:今日使った“言葉”
- 計画→OK→実行
- 大きな作業の前に計画だけ出させる、事故らない頼み方(プランモードの実践)。
index.html- トップページを意味する特別なファイル名。
- 修正ループ
- 頼む→見る→直す。一発で完璧を狙わないのがコツ。
<style>- HTMLファイルの中にCSSを書くための場所。
- マージ(Merge)
- ブランチの変更を本線(main)に合流させること。
第3回・完成チェック
0 / 4つまずいたら
①変更がGitHubに見えない→「コミットして保存して」と頼む&ブランチを切り替えて確認。②AIが大きく作りすぎた→「もっとシンプルにして」と注文してOK。③mainに反映できない→エラーや画面の状況をそのままAIに伝えて相談。
お疲れさまでした!
今日覚えた「計画→実行→直す」は、この先ずっと使うAI時代の仕事の基本形です。そして次回④、いよいよこのページを世界に公開します。お楽しみに!